解禁早々2泊3日 奥飛騨の渓を訪ねる

kaz13

2024年03月06日 13:47

3月3日(日)

雪深い早春に地熱の影響から 盛んなライズ沸くと 全国に轟く奥飛騨
高原川水系蒲田川ここにキャッチ&リリース区間あり水生昆虫旺盛で
コンディション良い渓魚が早期から釣れるので2泊3日で訪ねてみた


実は去年8月下旬 高山のZakio氏に20数年ぶり連れてって貰いメジャーな割に
釣り客少なく コンディション抜群な良型が数多く釣れ今年は年券買い参じた次第

※上記アンダーバーをクリックすると当時の記事へ飛べます

現地着13時この時期にしては積雪少なく春の様相 そして初っ端にドラマあり・・・
昨年良型掛けた下流部の大淵..前回は対岸に入ったが残雪もあり手前からダウンで狙う
3回目トレースでドラッグ掛かる寸前にマーカー消え合わせずいたら竿先がゴンッ‼..以上


気を取り直し遡行を開始
以前は全国から釣り客集い祭りのようであったが往年の面影は無い
理由としては 漁協に許可なくニジマスを密放流し様変わり 発電所が
地熱を引っ張り氷点下の気温でも水温15℃超えていたが今は8℃..
ご無沙汰している間に歴史の変遷があったようだ


ヤッチー・リグ携え主流 泡の切れ目に初投..仕掛け馴染むようメンディング一発トレースすると、

去年より小ぶりなるも自然交配レインボー健在

長いトレース..ドラッグ掛からぬよう存分スラッグ咬まし流すと、

尺超えニジマスの引きを堪能

棚下1㍍ この立ち位置から岩にニンフぶつかる手前へ投入 即上流側へメンディング

解禁日から3日目..相当な人的プレッシャー掛かっているようで魚は底に張り付いてる模様

複雑な流れ..

どの魚もピックUP寸前に我慢してると消し込むことの無い マーカーに出る微妙な変化

ここはダウンクロスから竿を持ち上げマーカーを基点にテンカラチックに流してみた

殆どがリードフライに掛かり 魚たち..下を向いている証左なり

主流脇の分流にマーカーを乗せ主流エッジを頃合いの良い流速..
幾度となくメンディングを繰り返し此処でも仕掛け回収寸前にアタリあり、


徐々に型落ちてきて本日前哨戦という事で18尾 2時間半で納竿とす

当初車中泊計画するも夜半から積雪予報にハンドクラフト展で知り合った
奥飛騨ガイド猛者:Flytopの吉本氏の旅館に急遽泊めさせて頂くとした。

同宿に三重県ご近所在住FFエキスパートK~BO氏たまたま一緒となり三人で
深夜まで語り合い 心地良い温泉..心底楽しみ夜は更けた


3月4日(月)

翌朝起きれば銀世界

雪を掻きわけ入渓す

山梨在住ぐっチャン氏と合流

当初 民宿ご一緒の筈が流行り病に罹りディスタンス..

そんな中でも竿を振るスペシャルボサ藪猛者な氏に頭が下がる
最初にK~bo氏&吉本氏を追い上流部入るも型小さく奮わず
早々に見切りつけ下流部C&R区間へ戻り竿を出す


棚下1.8㍍..魚からブラインドな白泡の向こうダウンクロスに投入

納得の型、綺麗なヒレピン・レインボーが出た

去年秋 ヤッチーニンフを始め日本人特有の変にドライフライに固執する呪縛から解け
水面下 立体的な思考での釣りが爽やかに展開出来るようになった


ヤッチーニンフの良さは東北の佐藤渉氏開発ワタルマーカーが頗る軽く
従前硬質マーカー..クキッと屈折しないのでドライ感覚でキャスト出来るのが何より嬉しい


雪降り続き 気分は遭難モードの中..

この位置から白泡間の鏡..ニンフを岩に当てマーカーを落ち込みギリへ投入
タテ・メンディングを数回咬ましデッドドリフトを演出しつつ我慢のトレースをkeep


不自然にマーカー動くを聞きアワセ的竿立てたらドスンッ‼

当初 底にヘバリ付き微動だにせぬを耐え、下流へ遁走するを往なし

どうにか岸に寄せたは42㌢ホウライマス

ポイント近撮..ドライフライでは到底獲れぬシチュエーション

個人的感覚は今迄40数年8割方 良いポイントを見過ごし勿体なかったナと思う

この1尾で既にお腹一杯なるも脱渓ポイントまで遡行

本日釣果:ドライで3尾、ニンフで9尾

ニジマス/ホウライマスに変貌するも魚たちに罪は無し

自然交配ヒレがピンな渓魚と戯れる贅沢

3月5日(火)釣行最終

昨晩は疲れて20時就寝6時起床朝風呂心地良く朝飯3杯カッ喰らい いざ出陣

曇天無風 絶好なるも昨日までの人出..人的プレッシャー物凄く苦戦

最初 初日逃した最下流 大淵へ赴きリベンジ挑んでみる
一昨日同じくダウンの流れに投入馴染ませラインをドラッグ掛からぬよう出しつつトレースすると
2回目でマーカーがスポン!間髪入れずアワセると昨日釣った42㌢比にならぬほど竿曲がるが
焦って引き過ぎ口切れ?スッポ抜け一服方々場を休め再度挑んだ3投目再び消し込み渾身の
アワセが効き竿に乗る。ブログ的には「仕留めたり!」となる筈がジャンプ一発 再び潜られ首を
振ったかと思いきやスッと軽くなるジャンプ時目視では軽く50㌢超えていた
(涙)
敗因はダウンだと流速プラス負荷掛かるが引ッパリ過ぎ当初溜めて耐え忍び弱るのを
待つべきをヘッポコ焦ってしまい彼の方が役者が二枚上であった


グッちゃん氏に追いつきライズ盛んなプール流れ出し幾筋で立て続け4尾掛け

流れ込みはドライで攻める氏へ場所譲る

昼前納竿8尾の釣果

平湯でヒトッ風呂浴び お約束..高山の宮川中華そばでラーメン&炒飯並を喰い帰路に就く

本釣行:38尾 あの大物を仕留めにリベンジしなければ   今季通算:186尾

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