寺尾ロッドを熱く語るの巻
今日は@名古屋 所用あり お約束好陽軒
幣ブログ 何度も取り上げてますが、
全汁飲み干せる日本一美味いラーメン
そしてDUSKフライフィッシングショップ 三度目の正直..またもや閉店 いつやってるんやろか...
大渋滞の中、2時間掛け いつものノースマウンテンレイクへ 疲れたッピ
奥インレット 常連hn腹好し氏 ダブルハンド竿を振る
今日の主目的..寺尾氏より竿完成の報あり、早速 試振りと洒落込む ♪
私からの要望は、柔軟で振って気持ち良く 渓流でピュッ!と飛び
尺イワナを掛けても破綻しないパワーのある源流志向の竿...と
まぁ贅沢な難題オファーを投げ掛ける
完全フルオーダー穂先の直径1.2㍉..フライ竿の常識から逸脱する細さ
実のところ この繊細な海竿チューブラ穂先有りき..本竿のドラマが始まる。
穂先に合わせ寺尾氏ストックされてるブランクから選り好みベントカーブと
対話しながら組み付けを進める作業は まさしく匠の技
柔軟にして強靭 当然メッチャ軽いです^-^ ♪
6.6ft #2/ 3と一見華奢な印象なるも さり気なくバッドに補強が施され
大物の突っ込みを往(イ)なすと共に#2ラインが意図も簡単にブッ飛んでいく様は
驚愕の領域と言えます。 はじめてDT半切りをフルラインかっ飛び出せる竿に巡り逢いました
軽く振るとコルクの中のブランクが曲がるを感じられる繊細な味付け
他の手持ち竿と振り比べ、強風に向かってでも なぜに糸ブッ飛ぶかを
目を閉じ振り続け ハタ気付きました
一般的な竿は振った際 悪竿ほど ペナンペナンにブレまくる訳ですが
本竿は ビシッと全くブレません。軽く手首返すコンパクトなキャスでも
根元から曲がったカーブがスムーズに穂先へと伝達され全く無駄無く
力が「点」となり ラインへ スムーズに伝達されるのが理由と思われます
虹色に輝く 何とも艶めかしいスレッド処理が秀悦
これこそが欧米には無い日本独自の『職人の為せる技』と
言っても過言ではないと思います
おまけにワンオフ..この竿用に自ら縫い上げた専用袋
紐(ヒモ)は寺尾氏自ら染料で染めたと聞き恐れ入りました
池にて早速の実釣試振り
急遽 hn腹好しサンも駆け付け振って貰いました
恐らく この竿は青二才の若造には良さがわからんかもしれません
茨の人生を搔い潜ってきたFF猛者だけが この竿の侘びサビを
心で感じることが出来る・・・
FF人生も終盤..良い竿に巡り合った予感実釣楽しみです
本日の釣果:2尾・掛け損ね2
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